パートは自分に合った勤務時間で働ける

パートの仕事は家庭の事情で短時間なら融通が利く人や、結婚して正社員の仕事は無理な人でも勤務可能ということで、女性が無理のない時間で働く選択肢の一つになります。また、パートで働く場合、一定の基準を満たせば社会保険に入ることができます。2か月以上続けて勤務している場合、フルタイム就労者(正社員)の所定労働時間のおよそ4分の3以上であれば、社会保険に加入することが可能です。もし8時間勤務のフルタイム労働者がいる職場なら、6時間以上、所定労働日数が20日なら15日以上勤めていることになります。

社会保険に入ると、ご主人に扶養されている方は扶養を外れることになります。

よく耳にする年間103万の壁ですが、年収が100万円までなら世帯の収入は上がります。100万以上であると住民税を、103万円を超えると所得税を払うことになるためです。それから、予想年収が130万を超えた場合は扶養から外されます。扶養の範囲内で働きたいという方は、そのことを考慮しなければいけません。そのため正規社員の方が不思議がる、今まで時間外勤務していたのに年末になるとパートの人は残業を断るというのはこのようなことから起こります。


社員としては忙しい年末に働いてほしいのにという気持ちがありますが、家庭の事情では仕方がないことかもしれないです。今後、2016年10月から社会保険の「130万円の壁」が106万円に引き下げられます。月額8万8000円以上、一週間に20時間勤務で社会保険に加入するようになります。初めのうちは「社会保険加入者が501名以上の企業に在籍し、勤続年数1年以上」に限られます。保険料の負担が大きくなりますが、年金の支給額が増大されるメリットもあります。


今後、国はパートの年金加入者を増加すると思われるため、労働の仕方が変化するかもしれません。社会情勢を見ても、働く選択肢の一つであるパートも変化しています。これまでのように夫が外で働き妻が家庭にいる環境から、夫婦共働きの家庭も増加の傾向にあります。社会保険に入るいろいろな条件が変わり、扶養という概念自体が変わる可能性があります。